私たちの体はたった一つの受精卵が増殖を繰り返すことによって、多くの細胞からなる一つの個体となります。しかも、それぞれの細胞が同じように増殖するのではなく、それぞれが異なった機能を獲得する、すなわち分化しながら増殖するのです。

細胞増殖の制御機構の破たんが原因と考えられる癌や、分化の一つの形であると考えられる老化を理解することは、それらの予防や治療へと発展するのです。皮膚に起きるトラブルの中で、アトピー性皮膚炎や乾癬、老人性イボは細胞の分化が遅れ細胞の増殖ばかりが行われていることが分かっています。
そこで、ホワイトリリーでは皮膚細胞の増殖と分化をスムーズにして新陳代謝を正常にするにはどうしたらよいかという課題に取り組みました。

そして、この取り組みがCAGローションの開発につながったのです。
細胞ではカルシウムの濃度が少ないと増殖が行われ、多いと分化が行われます。また活性型ビタミンDは細胞のカルシウム濃度を高めることにより分化を促進します。
ビタミンDは皮膚で作られ血中に入り肝臓と腎臓で活性化されて初めて活性型ビタミンDになります。したがって、皮膚につけるには活性型ビタミンDでなければ意味がないのです。
CAGローションにはカルシウムゲルと活性型ビタミンD様作用のあるシャクヤク花エキスやハト麦種子エキスを配合しています。

また、カルシウムゲルは有用物質の皮膚への吸収を良くしますので、後からつける化粧水や乳液・クリームの効果を高めます。 CAGローションは化粧水の前に使う化粧水という今までにない使い方の化粧水です。独特の使用感を実感してみてください。